元アップルの天才技術者、スティーブ・ウォズニアック。
一体どれだけの人がこの名前を知っているでしょうか。
8月13日放送の土曜プレミアム「栄光なき天才たち」で彼の特集が組まれると聞き、この記事を書こうと思った次第です。
番組の中でも触れられるかもしれませんが、スティーブ・ウォズニアックとは一体どんな人物なのかを明らかにするとともに、本記事では彼の現在と保有する資産についても見ていきたいと思います!
スティーブ・ウォズニアックとは一体どんな人物なのか
まずは彼のプロフィールを簡単に見ていくことにしましょう
- 名前:スティーブ・ウォズニアック
- 職業:コンピュータ・エンジニア
- 誕生日:1950年8月11日
- 出身:アメリカ合衆国
スティーブ・ウォズニアックは今や世界に名が通っているアップル社(Apple Inc.)の元技術者です。
さらにあのスティーブ・ジョブズや、ロン・ウェインらと協力し、商用コンピューターで世界初の成功を収めたアップルの共同設立者でもあるんです。
それだけではありません、なんとスティーブ・ウォズニアックはApple IおよびApple IIをほぼ独力で開発しました。
多くのコンピューター関係者に人柄を慕われ「ウォズ」と、また、技術者からはApple IIの設計などから窺えるその技術力から「ウォズの魔法使い」とも呼ばれるそうです。
どうでしょう?かなりすごい人ですよね。
日本での知名度が低いことが不思議に思えます。
また性格については
陽気でよく喋るが内容が典型的な技術オタク。金銭的な執着もあまりない。ユーモアのセンスは素晴らしい。少年時代は引っ込み思案な性格だった。
出典:wikipedia
ということです。
スティーブ・ウォズニアックの保有する資産は?
聞いたところでは、ウォズニアックは資産に執着する人物ではなかったようです。
「ウォズ・プラン」というエピソードがあります。
アップルが株式公開をしたとき、経営陣は株の割当を自分たちだけに限定し、他の社員たちには与えなかったそうです。
経営陣だけが億万長者になってウハウハな状態です。
そんななかでウォズニアックは、社員たちも毎日ともに頑張っている仲間だから、株式公開の恩恵が受けられないのは不公平だと主張します。
スティーブ・ジョブズら他の経営陣はこれをあまり良く思っていなかったようですが、ウォズニアックはそんなことおかまいなし。
自分の資産拡大を考えずに、持ち株の中から1株5ドルで販売しました。
株式公開後、株価は急激にあがったので、この「ウォズ・プラン」に参加した社員たちは、皆資金が5~6倍に膨れ上がったそうです。
このような感じで、自己の利益よりも、大切な仲間を優先する性格だったようですね。
簡単にできることではありません。
またウォズニアック氏は、現在もアップルの株を持っており、大儲けしているそうです(笑)
50億使ってロックフェスティバルを開くなどぶっ飛んだ行動もみられるので、資産は相当なものでしょう。
結局、他人に与えられる人がその分得をする、ということなんでしょうか。
気になるスティーブ・ウォズニアックの現在に迫る
そんな彼は現在何をしているのでしょうか。
調べたところによると、今はアップルの大株主であるそうです。
またコンピュータや通信施設を小学校に設置したり、子どもたちに教えたりする活動に従事されているということです。
今まで自分が労力を注いできたコンピュータや通信技術を、若い世代にも伝えたいという気持ちがあるんでしょうね。
技術者として、プロフェッショナルとして、自分の人生の時間を革新的な発明に費やす。
そして後年は、次世代に自分の経験を還元する。
これは、スティーブ・ウォズニアック自身にとって、非常に幸せな人生だといえるのではないでしょうか。
これというのも、彼の持つ高度な技術と、多くの人から慕われるキャラクターが可能にしたことだなと思います。
土曜プレミアム「栄光なき天才たち」の放送を楽しみにしていましょう!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!