YouTuberヒカルの情報商材屋時代の過去が暴かれる!

インターネットはとても怖いものです。一度、画像や映像をアップしてしまうと、誰かがそれを保存していて、後から公開されてしまう可能性があります。また、公開されているWebページを自動的に収集するサービスもあり、とてもリスキーな状況になっています。

最近、何かと話題になっているYouTuberのヒカルさんも過去を暴かれてしまった人の一人です。

ヒカルさんは過去に情報商材を販売していました。「金髪起業家ヒカル」という名称で活動していたのです。元々、ヒカルさんは良いキャラで売っていないのですが、今、ヒカルさんのファンの人が過去の映像を見ると、引いてしまうことが多いようです。

本記事では現在、ネットに流出している動画やセールスレターの内容を引用しながら、「詐欺師だと呼ばれていたヒカルの情報商材屋時代の販売手法」を丁寧に解説していきます。

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アフィエイト業界の風雲児だったヒカル(キャトルプロジェクト時代)

YouTube上で数多くの過去の秘蔵動画が流出しています。以下の動画もその一つです。

ヒカルさんは過去にキャトルプロジェクトというアフィエイト塾を開催していました。「インターネットに接続できる環境があるのに稼げていないのはもったいない」と言っています。「熱い思いがあるのなら、おれの塾に入ってくれ」と訴えかけています。とても情熱を持っているなーという印象を受けます。しかしながら、今のYouTuberとしてのヒカルさんしか知らない人が見ると、かなり違和感があるようです。

確かにこの時のヒカルさんは目つきが鋭くて、ちょっと怖い感じがしますね。さらにこんな映像も発掘されています。

先程のキャトルプロジェクトよりも少し優しくなった印象を感じます。『パソコン1台で月収1200万円を稼ぐ「金髪起業家」ヒカル』と自ら名乗っていました。

もし無料でコンサルをするならどんな人をコンサルするのか?という話をしています。ヒカルさんは頑張っている人が好きということです。ヒカルさん自身がかなりの努力家なので、ある意味、当然と言えば当然の話かもしれません。

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ヒカルは詐欺師だったのか?

ヒカルが詐欺師だったのか?という点についてはいろいろな議論があります。別にヒカルさんは実際に逮捕されたわけでもなく、誰かから訴えられたわけでもありません。しかしながら、「儲ける方法を教える」という商売は何かと良い噂を聞きません。なぜなら結果が出ない人と出る人が別れてしまうからです。

ヒカルさんは上記のセールストークで「絶対に稼がせる」と豪語していますが、「絶対」というのはありません。

情報商材ビジネスは「稼ぐ方法を売る」というビジネスです。この情報商材を売っている人も、もちろんビジネスなので、稼ぎます。情報商材を売っている人たちはお金に目がくらんで、詐欺的な手法を多用していることは事実です。そのため、世間一般では良いイメージを抱く人がほとんどいないという状況になっています。

ただでさえ、良いイメージを持たれない商売をしている中、ヒカルさんは他人の商材をパクっていたという過去があります。

「みんてぃあの新世界アフィエイト」という商品を丸パクリして、「ヒカルの進撃のアナザーワールド」という商材を作って販売していました。正直、ほとんど詐欺と言っても良いかもしれん線。しかしながら、このコピーについては、みんてぃさんはヒカルさんを訴えるなどはしていません。そのため、ヒカルさんは難を逃れた格好になっています。

世間的に見れば、ほとんど真っ黒なのですが、情報商材の業界ではありがちな話です。例えば、コンビニでおにぎりを買ったら、おにぎりという目に見えた商品があって、これを食べれば空腹を満たされるという機能的な価値があります。

その一方で、情報商材には「機能的な価値」はありません。おまけに他人のノウハウをいとも簡単にコピーできてしまいます。そのため、詐欺的な行為が横行している、かなり近寄りがたい業界になっています。

ついつい本音を語ってしまったヒカル

ヒカルさん自身も自分で当時の金髪起業家時代を振り返って、「お金のためにやっていた」と自白しています。以下の動画は「客を前にした建前上のヒカル」「客のいないところでの本音のヒカル」をわかりやすく、対比しています。

こういうのを聞くと、人間不信になる人もいるかもしれません。ヒカルさんは「お客さんに対して満足させようとはあんまり思っていない。どっちでも良かった」と話しています。

逆にここまで本音で思っていて、演技でも「(自分の塾を)最高の企画に仕上げています」と言える所が凄いですね。

少しヒカルさんのことを擁護できる要素があるとすれば、結果が出るかどうかは自分次第だということです。例えば、学習塾なんかでも、塾に入れば誰でも成績が上がるか?と言われれば、そんなことはないはずです。

「学習塾」を運営しているビジネスもいわば、目に見えない情報を売っています。

塾の先生は生徒に代わって腕立て伏せができるわけではありません。

実際にヒカルさんのコンサルティングを受けた人の中には満足している人もいるかもしれません。「詐欺的な手法を使って、お金を儲けていた」とは言えると思いますが、一概にヒカルさんのことを「詐欺師」だと断定するのは難しいと思います。

ただ、前述の通り、ヒカルさんは「絶対に稼がせる」と明言しています。これは学習塾で言えば、「絶対に成績を上げる」と言って宣伝しているのと同じ行為です。

繰り返しますが、100%(=絶対)ということはありえません。何事も本人の努力が必要です。こういう所で「情報商材は怪しい」「ヒカルは詐欺をしていたのではないか」と噂される要因になっています。

その詐欺的手法とは一体、どんなものなのか?(キャトルプロジェクト)

それでは実際にその詐欺的手法とは何のなのか? 実際にヒカルさんが販売していた塾(キャトルプロジェクト)を例に挙げて解説したいと思います。

まずキャトルプロジェクトは以下のようなセールスページで商品を販売していました。これを見るだけで免疫のない人はなんとなく怪しいと感じてしまうかもしれません。しかしながら、セールスレターを読み込んでいくと、不思議と塾に入りたくなります。今からそのテクニック(=詐欺的手法)を詳しく解説していきます。

キャトルプロジェクトの全貌

詐欺的手法その1「キラーフレーズで足止めする」

このキャトルプロジェクトで中心人物が何を隠そう「ヒカルさん」でした。このセールスレターを読むと、ヒカルさんは「キャトルプロジェクトの立案者」になっています。たった7ヵ月で月収500万円を達成した現役のトップアフィリエイターだと紹介されています。21歳の若さでほぼありえないような月収を達成しています。

ヒカル、キャトルプロジェクトの講師だった

しかしながら、本当に月収が500万円だったかどうかは謎です。少し話を盛っている可能性があります。情報商材系のセールスレターは何でもかんでも大袈裟に言うのが基本です。

まずセールスレターを読んだ人に「ヒカルさん、すげー」と思わせて、とりあえず、足を止めてもらう必要があります。そのためにインパクトがとても重要です。

21歳でたった7ヵ月で月収500万円を達成した!

この強力なフレーズでまず足止めをします。

詐欺的手法その2「ストーリーで共感を呼ぶ」

ヒカルさんのキャトルプロジェクトのセールスレターを読むと、起承転結のストーリー仕立てになっています。これはほぼ全ての情報商材のセールスレターに共通している点です。

最初に「ものすごく儲けられなくて貧乏人だった」という話をして、「アフィエイトに出会って、人生が激変して、大金持ちになった」というような話で、読者を魅了します。この話の流れはほぼ定石になっているのです。

今回のヒカルさんのセールスレターを引用しながら、解説します。

<起>20歳にして借金は800万円を超えていました

<起>20歳にして借金は800万円を超えていました【セールスレター】

冒頭にヒカルさんは800万円の借金を背負ってしまったという衝撃の告白をしています。まずここで読者の目を引きます。「あれ?この人、こんなに借金を背負って大丈夫なのかな?」と思わせれば勝ちです。起承転結の「起」ではまず何かインパクトのあることを言って、続きを読んでもらえるような話を持ってきます。

<承>彼女が東京に行くことになり、別れることに・・・

<承>彼女が東京に行くことになり、別れることに・・・【セールスレター】

さらにヒカルさんは当時、付き合っていた彼女が東京に行くことになってしまいました。

「借金を抱え、20歳で仕事もしておらずニートだった私は経済的に余裕はなく遠距離が出来るわけもなく仕方なく別れることに。」と語っています。人生のどん底だったと回想しています。

「どん底」であればこれ以上「どん底」になることはない!・・・そう語っています。このままヒカルさんの人生は終わってしまうのでしょうか?いえいえ、そんなことはありません。ここから大どんでん返しが始まるのです。

<転>どん底の中でネットビジネスに出会う!

<転>どん底の中でネットビジネスに出会う!【セールスレター】

ヒカルさんは人生のどん底の中で「ネットビジネス」に出会います。ここが人生の転機だったと熱く語っています。ネットビジネス系のセールスレターはほぼこの流れで構成されています。人生の転機に必ずネットビジネスとの出会いが出てきます。完全なワンパターンなのですが、ヒカルさんのセールスレターもこの定石に従う形で書かれています。

<結>月収512万円を達成!きっとあなたもできるはず!

<結>月収512万円を達成!きっとあなたもできるはず!【セールスレター】

ヒカルさんはネットビジネスに参入して、たった7ヵ月で月収512万円を達成したと主張しています。ネットビジネスのセールスレターの結論は「ネットビジネスでめっちゃ稼げるようになった!クズな自分にもできたんだから、あなたにもできるはず!」と訴えかけます。

起承転結のストーリーの中で、最初の方では「最悪だった状況」を説明して、共感を得た後に、最後に「ネットビジネス塾という自分の商材の売り込み」でクロージングを仕掛けてきます。

詐欺的手法その3「最初に法外な入塾料を吹っかけて、後から激安の値段を提示する」

「ヒカルさんは月収512万円も稼げてすごいなー」と感じさせます。(信じるか信じないかは読む人によるとは思いますが、これが事実かどうかはそれほど重要ではありません。ネットビジネスのセールスレターはみんな、こんな感じのです。)

毎月、こんなに儲かるんだったら、きっとキャトルプロジェクトはとても高い値段なんだろうと想像させます。

ヒカルさんはキャトルプロジェクトという情報商材の値段は30万円だと吹っかけます。

キャトルプロジェクトの値段は30万円?実は79,800円です。【セールスレター】

ここで大半の人は30万円という値段を聞いて、ビックリします。いやー、ちょっと高いし、辞めておこうかな・・・と思うはずです。

そして、最終的にヒカルさんは「79,800円」という激安な値段を提示します。

ただし、この79,800円という値段は激安ではありません。最初からヒカルさんはこの価格帯で情報商材を売る予定でした。安く思わせるために最初に「30万円」という値段を提示するのです。

この手法も情報商材を売るための定石だと言われている手法です。

詐欺的手法その4「返金保証制度で確実に損しない状況だとアピールする」

そして、最後に「返金保証制度」です。ヒカルさんが販売していたキャトルプロジェクトも「異次元な保証」と銘打って、結果が出なかったら、返金することを明言しています。

キャトルプロジェクトの費用は79,800円です。このお金を「一時的に預けるだけだ」と書いています。ここまで言われると、大抵の情報弱者の人はクレジットカードを切ってしまうものです。

キャトルプロジェクトの返金保証制度

詐欺的手法を使っている人は全員「詐欺師」なのか?

いかがでしたでしょうか? ヒカルさんが作成したキャトルプロジェクトのセールスレターは別に特別なものではなく、ネットビジネス界ではごくごく普通の行為です。

法律上、明確に「詐欺」か言われれば、そうではありません。このセールスレターの表現を持って、ただちに詐欺だとは断定できません。ここがポイントです。

そのため、「詐欺」ではなく「詐欺的手法」だと呼ばれてます。

最初に述べた通り、例えば、学習塾に入って、全員の生徒の成績が上がるという保証はどこにもありません。自分の頑張りが何よりも大切ですし、人には向き不向きがあります。世の中の全員がネットビジネスで稼げる素質を持っているとも限りません。これが真実なのですが、それを言ってしまうと情報商材が売れなくなってしまいます。

「詐欺的手法」を駆使して、心理的に誘導しまくるのがこの手の情報商材屋さんの販売方法です。

今のヒカルさんはYouTuberとして活動しているので、これらの過去の映像や画像が出回っているとさすがにイメージの低下は避けられません。VALU売り逃げ騒動によって、一気にネット上にヒカルさんの過去が出回ることになってしまい、今、相当、困っているのではないでしょうか。

情報商材屋さんが全員、詐欺師だとは言えないまでも世間的には「怪しい」「いかがわしい」と思われています。だから、ヒカルさんは過去の動画や画像を隠していました。ところが、インターネットは一度、公開されたものは何らかの形で流出してしまうものです。

情報商材は「お金を稼ぐ方法」を売る事自体が実績になる不思議な世界

ヒカルさんは当時、20歳にして月収512万円を稼いだと話しています。(繰り返しますが、その真偽は不明です。)

このキャトルプロジェクトを販売したことによって、ヒカルさんの年収はさらに上昇して、月収1,200万円に達します。(これも真偽は不明です。)

キャトルプロジェクトの販売が終わった後、ヒカルさんは『パソコン1台で月収1200万稼ぐ「金髪起業家」ヒカル』と自ら名乗るようになります。

「お金を稼ぐ方法を売る⇒さらにお金が稼げるようになる⇒それが宣伝になってさらにお金を稼ぐ方法を売りやすくなる…」、このサイクルを永久ループさせていきます。

ヒカルさんは初めてこの情報商材の販売で培った手法をYouTubeに持ち込みました。

「プレゼント企画をする⇒登録者を増やす⇒さらに儲かるようになる⇒さらにプレゼント企画にお金をかけられるようになる…」以下、永久ループ。これぞ、無限にお金を稼ぐ錬金術です。

ヒカルキッズと呼ばれる子どもたちはマンマとこの手法に引っかかっていると言えるでしょう。